抱っこで一番負担がかかる動きは抱っこ中じゃなくてじつは

2026年07月20日

抱っこで腰に負担がかかるタイミング。実は「下ろす時」かもしれません

子育て中のお父さん、お母さん。

長時間の抱っこで、

腕や腰が限界になった経験はありませんか?

先日、木島家は

ディズニーシーへ行ってきました。

途中で娘が疲れてきたため、

私が抱っこすることに。

しばらくすると、

腕の中ですやすや眠り始めました。

こうなると、

父ちゃんの腕の見せ所です。

主に、筋肉の。

そのまま抱っこすること約1時間。

娘は無事に眠れましたが、

私の腕は上がらなくなりました。

これも子育て中の

「あるある」かもしれません。

見落としやすいのは「下ろす時」

抱っこで腰を痛める場面というと、

持ち上げる瞬間を想像しがちです。

しかし、長く抱っこした後は、

子どもを下ろす時にも注意が必要です。

子どもをゆっくり下ろす時には、

筋肉が力を出しながら伸ばされます。

これは専門的には、

エキセントリック収縮と呼ばれる働きです。

筋力トレーニングでも、

重りをゆっくり下ろす動作が使われます。

筋肉へ負荷をかけやすい動きだからです。

つまり子育て中の方は、

日常生活の中でこの動きを繰り返しています。

しかも長時間の抱っこで、

腕や腰が疲れた後に行います。

持ち上げる時だけでなく、

下ろす時にも負担がかかりやすいのです。

低い場所へ下ろす時は要注意

床に敷いた布団。

低いベッド。

ベビーベッド。

チャイルドシート。

こうした場所へ下ろす時は、

自然と前かがみになります。

さらに子どもを起こさないように、

ゆっくり動こうとします。

この時に子どもが体から離れると、

腰へ負担が集まりやすくなります。

腰を曲げたまま体をひねる動きも、

負担が増える原因のひとつです。

腰を守るコツは「負担を分けること」

抱っこの負担を、

完全になくすことは難しいものです。

そこで大切になるのが、

腰だけで重さを受けないことです。

子どもを体へ近づける

腕を前へ伸ばしたまま下ろすほど、

腰への負担は大きくなりやすいです。

できるだけ子どもを体へ近づけたまま、

下ろす場所へ近づきましょう。

膝をクッションにする

腰だけを丸めるのではなく、

膝と股関節も一緒に曲げます。

膝をクッションのように使うことで、

腰だけに集まる負担を分けられます。

無理に深くしゃがむ必要はありません。

足首、膝、股関節を少しずつ使い、

体全体で支えることが大切です。

足ごと向きを変える

子どもを下ろしながら、

腰だけをひねらないようにします。

先に下ろす方向へ体を向けてから、

ゆっくり下ろしてみてください。

腰痛は腰だけの問題とは限りません

腰を守ろうとすると、

膝や股関節の使い方が関係します。

膝への負担を減らそうとすると、

今度は足首の動きが関係します。

さらに骨盤、背骨、首の向きも、

体の動かし方に影響します。

体は一か所だけで、

動いているわけではありません。

だからこそ腰痛も、

痛い腰だけを見ていては分からないことがあります。

まるだい整体院が大切にしていること

まるだい整体院では、

日常生活の何気ない動きや癖が、

なぜ腰痛につながるのかを日々考えています。

抱っこや立ち上がり、歩き方など、

普段の体の使い方も確認します。

足首、膝、股関節、骨盤、背骨。

そして首まで含めて体全体を見ながら、

どこへ負担が集まったのかを考えます。

痛い場所をマッサージするだけでなく、

痛みを繰り返す理由までお伝えすること。

それが、まるだい整体院が

大切にしている整体の考え方です。

最後の「抱っこ」はいつでしょう

子どもがいつ、

最後の「抱っこ」を言うかは分かりません。

少なくとも私は、

その最後の日にも抱っこができるように。

腰や体の変化を見逃さず、

暮らしていきたいと思っています。

子育て中の皆さんも、

どうか腰をお大事にしてください。

子どもを下ろす時には、

膝をクッションにすることをお忘れなく。