カラダのつながりを知る

2024年09月30日

カラダのつながりってよく聞きますよね。

実際、ここをほぐすと触れてないけどあそこがほぐれるとか

ここをほぐすと、ふれずに腰痛が楽になるとかがあります。

アスモまるだい整体院ではこのつながりを突き詰めるべく勉強し

施術の組み立てに役立てています。

もしかしたら、このブログを読むと自分でいろいろな症状をよくできるか

自分に最適なセルフケアを開発できるかもしれません。

本日は当整体院での考えをつらづらと書いてみます。

最後の方におススメのセルフケアを書いてありますので

つながりに興味がない方は下の方へどうぞ。

 

まず当整体院では「体のつながり」は二つに分けています。

1 筋膜の存在でのつながり

2 かばいあうカラダの修正

 

1の筋膜ですが鶏肉の皮ってはいだことありますか?

はぐと皮と肉の間に薄い膜がついてくると思いますが

あれです。

あのまくが人体の筋肉から内臓まで1枚の膜でうまーく覆われているようなイメージです。

この膜はファシアと言われるらしくいま施術界で注目度が上がっている組織です。

勘のいい方ならお気付きかもしれませんが

人体に1枚あるあの強固な膜がどこか特定の部位で固まった場合

はなれた別の場所が引っ張られるようなカタチになる事が想像できると思います。

その引っ張られる場所に痛みが出るのです。

まるだい整体院では固まりと引っ張られる関係性に

人体の構造上や特性上一定のパターンがあることをつきとめ実践していますが

やはり奥深い人体ですのでまだまだ勉強の余地があります。

ちなみに、ストレッチをした際にどこか一部あきらかに可動域が下がっていたり

押すととても痛い場合にファシアが固まっていると判断材料にしています。

 

つぎにかばいあうつながりです。

これはとてもわかりやすいですが例えば

「寝違え」や「むち打ち」ってなった方ならピンとくると思うのですが

とても大変でしたよね?

その時、振り向くことができないから腰をまわして

むりやり振り向いた記憶ありませんか?

車で後方確認する際に首が回らないから

カラダをまわして後ろむいたり・・

肩があがらないから体幹傾けて肩を上げているように見せかけたりもあります。

どこか特定の部位が動かないから別の場所を動かして

対応する。

代償運動ともいわれるこれが「かばい」です。

たとえば、腰のでいうと首が普段請け負っている仕事を

腰に押しつけるイメージです。

そうなると腰は完全に働きすぎです。

首が良くなるころに腰が痛くなったりもします。

これは大きな例ですがこんなイメージの小さなかばいが

常に体の組織中で起こっています。

自分の働く部署に機能していない他部署からの仕事がどんどん舞い込んでくる

しかも、助っ人や補強もない。

悲鳴が上がりますね。

人体組織への負担の原因は歩き方かもしれませんし、家具の配置によって常に左向きでいる事が原因かもしれませんしカバンの持ち方かもしれません。

 

そうして筋膜の固さとかばいが融合して歪みをどんどん強くします。

 

人の意識は1日のうち9割が無意識だそうですので

この9割を歪まずに過ごすことが大切です。

 

自分でできることは?

では、自分でかばいとか筋膜の固さをどうにかできないか?

というとおススメその1は「ちゃんとしたフォームで」ウォーキングをすることです。

きちんとしたウォーキングは全身の8割の筋肉を使うという噂です!

その2はラジオ体操をして自分の可動域が前後左右対称かを知ることです。

この時にできるだけ大きく体操して自身がどれだけ動けているかを見てみてください

時にゆっくりじっくりその動きを確認してもいいと思います。

こっち行きにくいなというのがわかったら

動きにくい動きを日々、入念に行って左右差の改善に努めると良いと思います。

 

もう痛くてラジオ体操なんてできない!

なんて場合はこれ以上かばいが強くなるまえに

アスモまるだい整体院までお越しくださいませ。